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社会福祉法人健生会 特別養護老人ホーム 花の苑
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Hananosono express vol.12
ここを読めばあなたも立派な花の苑マニアです。「情報誌Hananosono express」は、特別養護老人ホーム花の苑を皆様にもっと良く知っていただく事を目的として発行しています。

■山羊(ヤギ)とお爺さんの呪い
■pi-pi-pi-pi-picnic!
■工事現場にて vol.2
■Team hananosono緊急速報
■Hananosono collection(夏を夢見る頃)
■追伸 
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■山羊(ヤギ)とお爺さんの呪い
去年の夏に作った朝顔が思いのほか好評だったものですから、二匹目のドジョウを狙って、今年も朝顔に挑戦することにしました。5月の中旬のことです。悪戯で作った盆栽仕立ての朝顔が結構良く出来ていたので、今シーズンはその盆栽仕立てを中心に据えてみました。それも自作の植木鉢で育てるという野望までオマケについています。夏を前にして夢は果てしなく広がります。そんな訳で植木鉢作りと朝顔の栽培が同時に進行しています。今流行のコラボレーションというヤツでしょうか?とてもとても楽しみです。



この頃、蔦の絡まる巨大な要壁(通称)グリーンモンスターの直下に3匹のヤギが目撃されるようになりました。ヤギは自宅での飼育に嫌気のさした土地のならず者Kが厄介払いのために勝手に持ち込んだものでしたが、ならず者Kは動物愛護の仮面をかぶり巧妙な言訳と手前勝手な理論で当局の退去勧告に一向に耳を貸そうともしませんでした。3匹は所謂ホームレス状態でしたので雨降りの日などは飼い主(ならず者K)の姿を探して花の苑の周辺を彷徨していました。痛々しいその姿はさながら魂の置き場を捜し求めてさまよい歩く亡霊のように私の目には映りました。Kは3匹の前でもその巧妙な言訳と手前勝手な奇妙な理論を振りまいていました。

ヤギといえば「白ヤギさんからお手紙ついた、黒ヤギさんたら読まずに食べた…」かローリングストーンズのレコードジャケット、そのくらいしか馴染みのない私ですがアメリカメジ
今回の陶芸教室は或る目的をもって召集されました。
5月になると3匹のヤギが姿を見せるようになりました。
ャーリーグシカゴカブスに伝わるその伝説だけは妙に頭に残っています。それは…「第二次世界大戦が終わった1945年には名将グリムが監督に復帰し、カブスは16回目となるリーグ優勝を果たす。しかし、タイガースとのワールドシリーズでは3勝4敗で惜しくも敗れ去った。なお、このシリーズの第4戦では「ヤギとお爺さんの呪い」の元となった出来事が起こっている。これは2勝1敗とカブスがリードして迎えた第4戦。地元バーの店主であるビリー・シアニスはカブスの熱狂的なファンで可愛がっていたヤギと共にいつも試合観戦に訪れていた。しかし、この試合に限って球団側はヤギの入場を禁止し、シアニスとヤギは球場から連れ出されてしまった。これに臍を曲げたシアニスは「2度とここ(リグレー・フィールド)でワールドシリーズが開催されることはないだろうよ」と嫌味を言いながら球場を後にしたという。そして皮肉にもシアニスの予言どおり、これ以降チームはワールドチャンピオンはおろかリーグ優勝にさえ遠ざかることとなり、長い低迷期を迎えることとなる。」というものです。

梅雨入りの話が聞かれる頃になると土地のならず者Kは昼ごはんを3回程に分けて食べるようになっていました。それも1回の食事に1時間程を費やすので昼ごはんだけで約3時間かかってしまいます。朝も夜もこの調子なものですから、私の目から見るとKは一日中何か食べているように見えました。Kは反芻動物のようでした。
3匹はグリーンモンスターの下を根城にしていました。
3匹は所謂ホームレスですが、しろ、ゆき、ペーターという素敵な名前をもっていました。(中央が無法者K)
グリーンモンスター直下のしろ・ペーター・ゆきに多くの人々の視線が集中している頃、野望に向かって陶芸教室が召集されました。今回は「盆栽仕立ての朝顔を栽培する植木鉢を作る。」と当局側から参加者にミッションが伝達されました。ミッションが的確であればあるほどエイジェントのモチヴェーションは高まって行くようです。形状はまちまちですが用途・目的の明らかな沢山の質の高い作品を揃えることができそうです。乾燥、素焼きを経て本番を待ちます。作業はまだ始まったばかりです。一方の主役「朝顔」の栽培も順調でほとんどの種で発芽が確認されています。

関東甲信地方の梅雨入りが発表される頃になると、私はヤギをリグレー・フィールドに入場させなかったシカゴカブス球団関係者の気持がなんとなく理解できるようになっていました。球場から連れ出されるのは犬や猫ましてや馬や牛でもティラノサウルスでもトリケラトプスでもなく、ヤギでなければならなかったのです。ヤギだから連れ出されることになってしまったと私は考えています。セントバーナードやレトリバーの大型犬程の大きさでありながら馬や牛に負けないその奇妙な存在感。お尻の始末も犬や猫とは違っています。彼らはペットではありませんでした。人を嘲笑うかのようななき声や視線…意志の感じられない虚無的なその眼で見つめられると私は不可解な呪術的な呪縛の世界に誘い込まれてしまう気がしました。それに彼らが近寄って来た時の不思議な威圧感はお世辞にも可愛いとは思われません。
目的が明確だと目の色が違ってきます。
今回のターゲットは中央に穴のあいた小さめの植木鉢です。
そして、私を最も苛立たせたのは私の常識から大きく外れた彼らの行動様式でありました。グリーンモンスターの上から観察したところ彼らは一日中気儘に生活していました。「日本ザーネン種は1日体重の8〜10%程度の食料が必要」らしいのでほぼ一日中口を動かしていましたし(反芻動物だから仕方ないのですけれど)、それに高いところが好きらしく河川敷の大きな石に乗っては跳び下り乗っては跳び下り…そんな意味のないことをずっと繰り返していました。「ヤギと煙は高いところにのぼる。」は的をえていると思いました。私が名前を呼んでも振り向いてくれません。規律とか忠誠心と使命感とか計画性とか礼儀とか節度とか…そういった感覚は感じられなくて、ヤギさんの周りでは多くの事柄がなし崩し的に処理されて行くようでした。「そんなことだから大切な手紙を読まずに食べちゃうんだよ。」私は腹の中でそう呟きました。

6月の第2週目には1回目の素焼きが終わりました。素焼きの終わった30の植木鉢はどれも予想通りの仕上がりで次の作業を心待ちにしているように見えます。素焼きは2回に分けて行われる予定です。朝顔の栽培も順調で本葉も見られるようになっています。全て計画通りに進んでいます。
梅雨寒の或る日の午後、当局側はリグレー・フィールドの職員がそうしたように、しろ・ペーター・ゆきの強制退去を執行しました。Kは動物愛護の仮面を被り不可解な言い訳で最後まで抵抗の姿勢を示しましたが、当局側の権力には抗いきれなかったようです。
小さな植木鉢に盆栽仕立ての朝顔を育てようという試みです。
夏に向かって朝顔はどんどん成長して行きます。
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■pi-pi-pi-pi-picnic!
梅雨の晴れ間を狙って私は花の苑周辺の散策に出かけてみました。花の苑は私の職場なものですから日々通って来ているのですが、徒歩で敷地の外に出かけることはほとんどありませんでした。一歩施設の外に出てみると、季節のせいもあって目にするものの多くが新鮮な驚きに溢れていました。
小規模多機能施設の建設現場の北側には梅雨空の縫い目をたどるように細い畦道が続いていました。10分程度で利根川にかかる長い吊橋に着きました。




川田町の子供達が沼田西中学に通学する際の利便性を考慮(橋のこちら側は沼田西中学の校庭です。)して建設されたものだと考えられます。水量豊かな利根川を横断するこの吊橋の長さはゆうに100mは超えているように思われます。人がひとり通れるほどの長い吊橋は今は通行止めになっていました。
花の苑から田舎道を少し歩くと利根川の河原に出ました。
人がひとり通れるほどの長い吊橋がかかっていました。今は通行止めになっています。
沼田市薄根町に源を発し沼田市下町一帯の田畑を潤して利根川左岸に流入する「ぬる湯川」はこの辺りの田畑の間を縫うように南下して行きます。「ぬる湯川」には古い木の橋が架かっていました。田植えのすんだばかりの田んぼからは蛙の声が聞こえてきました。住宅地から少し離れると私達の原風景が残っています。





「ぬる湯川」を渡ってしばらく行くと右手に花の苑が見えてきます。周辺は田から畑に様変わりをみせます。黒々とした土の色からは土地の肥沃さが伝わってきます。季節と季節の隙間から吹いてくる風が汗ばんだ頬を心地よく通り過ぎて行きました。夏の有様を予感させるような雲が広がっていました。
小川には古い木の橋がかかっていて、蛙の声も聞こえてきます。
古い木の橋を渡ると遠くに花の苑が見えてきます。
だらだら坂をしばらく登ると道は大きく右に進路を変えます。左手には古い養豚場の跡が見えてきます。養豚場を過ぎて住宅地をしばらく進むと右手に小規模多機能施設の工事現場が見渡せるようになります。河岸段丘の上に出たことが実感される瞬間です。花の苑が出来るまでこのあたり一帯は肥沃な農地であったと聞いています。花の苑が建設されて戸鹿野町大字坂下付近は急激な変化に曝されたようです。今回小規模多機能施設の建設にともなって更なる変化が襲ってくるものと推測されます。「しばらく前までは夏になると蛍が飛んで、ぬるゆ川ではヤツメウナギやカマズカ(?)が獲れたんだよ。」そんな声も耳にします。


この時期、利根川は雪代を集めて本来の姿を取り戻したように見えます。吊橋の向こう側には遠く子持山が霞んでいました。私達は肥沃な田畑に壊滅的な被害を与え、「ぬるゆ川」から蛍やヤツメウナギを駆逐して、河川敷の日本ザーネン種も追い払ってしまいました。私達はこれからどこに向かおうとしているのでしょうか?沼田西中学の校庭からは野球少年の声が聞こえて来ました。もうすぐ夏ですね。
工事現場が見えてくると花の苑はもうすぐです。
利根川にかかる吊橋の向こうには遠く子持山も見えていました。
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■工事現場にて vol.2
3月末に始まった小規模多機能事業所の建設工事ですが、6月第一週目には基礎工事が完了しました。ここまで来ると施設全体のスケールや部屋の間取りなんかも視覚的に確認できるようになります。6月第2週目からは建方工事に移行して、上棟となります。木工事が始まると建設は加速度的に進行して行きます。





ちなみに、床面積 323平米
     デイサービスセンター 1 (約50平米)
     居室 個室 9(約11平米×9)
     浴室 個人浴槽 2
     他に、多目的室・スタッフルーム等
デイサービスセンターの定員は15名を想定しています。
設備としてはそんなところです。
6月の初めには基礎工事がほぼ完了しました。
長かった基礎工事を終えると、部屋の間取りなんかも確認できるようになってきます。
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■Team hananosono緊急速報
ソフトバレーボール界はシーズンオフをむかえます。各チームとも地力を養う絶好のチャンスと捉え精力的に戦力強化に努めています。この時期のレベルアップの度合いによって今後一年間の戦い方が変わってくる…各チームとも最も重要な期間と位置づけているようです。Team hananosonoも例外ではなく、極秘裏に戦力を強化している様子が断片的に伝えられています。消息筋はTeam hananosonoの思想的リーダーI女史の談話として次のように伝えています。「6月15日は高崎の八幡小学校と強化試合を行った。午前10時〜午後1時まで合計3試合を消化して世界を目指す上での自信と誇りを取り戻した。翌日もTeam菜の花とのテストマッチであった。連戦となったが自信と誇りはより強固なものとなった。チームを結成したことで、交際範囲が飛躍的に拡大した。内緒の話ではあるが、私などは今年に入って引く手あまたである。引く手あまたなのは私だけかもしれないが…これはオフレコなのだが、実を言うと私は引く手あまたである。引く手あまた・売り手市場…世俗的であり軽蔑すべき表現ではあるが、何を隠そう私は引く手あまたである。Team hananosnoにこれといった弱点は見出せないが、強いて弱点を探すと…化粧のノリかもしれない。試合中でも化粧崩れのしない商品を選定しなければならない。この問題が解決すればまだまだいける。」いつになくご機嫌なI女史でありました。
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■Hananosono collection(夏を夢見る頃)
窓の外は梅雨空です。この季節があるから梅雨明けの青空がことのほか恋しくて、夏の大爆発を夢見るんだろう思われます。たから、じっと力を蓄えてその時に備えておこうと思っています。6月はそんな季節です。






Hananosono expressは私達の広報誌としてかなり力を入れて制作に取り組んでいます。バックナンバーも本誌右上の「過去の記事一覧」をクリックしていただければ創刊から今日まで全て御覧いただけます。PDF形式ですので閲覧に際しては「adobe reader」が必要ですが画面上からのダウンロードも可能です。是非ともご利用になってみて下さい。
強い日差しのなかで雑草を退治しました。
プランターでスイカやミニトマトもできました。
なお、ご意見ご要望等ございましたら下記のアドレスまでご連絡下さい。
E-mail:hananosono02@zc.wakwak.com
夏の間にピーマンやナスなんかもたくさん収穫できました。
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■追伸
小規模多機能居宅介護事業所の完成予想図画入手できましたので早速ですが掲載させてもらいます。9月末に完成、10月の開設を予定しています。我々の新たなサービス提供の拠点となります。
小規模多機能居宅介護事業所完成予想図
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Hananosono express
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