1. 身体測定
[BMI]
”ボディ・マス・インデックス”の略称で、肥満度の指標の一つです。BMI:22は、統計的に最も病気になりにくいとされています。
2. 消化器系
[便潜血反応]
肉眼ではわからない少量の出血を検出して、主に大腸の腫瘍、癌、ポリープ等の早期発見に役立ちます。
3. 血糖検査
[75g糖負荷試験]
ごく軽度の糖尿病や糖尿予備軍の発見に役立ちます。
[HbA1c]
赤血球のヘモグロビンにブドウ糖がくっついたもので、血液中の糖分が多いほど増えていきます。
最近1〜2ヶ月の血糖値の総合成績です。
4. 甲状腺関連
[FT4]
甲状腺ホルモンの1種で、人体エネルギーの代謝の調節をします。
高値の場合、バセドウ病が疑われます。
[TSH]
脳の下垂体から分泌され、甲状腺ホルモンの量を調節するホルモンです。
5. 肝臓系
[総蛋白](TP)
血清中に含まれる80種以上の蛋白の総量です。
[アルブミン](ALB)
血清蛋白の1種で、栄養状態の悪い時や、肝臓や腎臓の障害で低くなります。
[A/G]
血清中の蛋白は、主にアルブミンとグロブリンから構成されており、この量の比率で診断の手がかりが得られます。
[総ビリルビン](TB)
赤血球の中のへモグロビンから作られる色素です。
肝臓で処理され、大便や尿の中に捨てられます。
ビリルビンが正常の数倍に増えた状態を黄疸といいます。
[GOT・GPT]
肝臓や心筋、骨格筋等に含まれている酵素です。臓器や組織の損傷で血液中に流れ出し、肝細胞の破壊に敏感に反応します。
[アルカリフォスターゼ](ALP)
肝臓や胆汁の流出経路の異常や骨の新生状態を反映する酵素です。
[LDH]
全身の細胞に含まれている酵素です。
組織の損傷で上昇するので、高値の場合、異常のある臓器を知るため、アイソザイムを測定します。*激しい運動でも上昇します。
[γ-GTP]
アルコールによる肝臓障害の指標として知られていますが、他の原因による肝臓障害、胆道閉塞等でも上昇します。
[コリンエステラーゼ](ChE)
肝臓で作られる酵素です。肝臓の機能が落ちた場合に減少します。
[ZTT]
血清中の蛋白質の性質を調べる検査の一つです。他の検査との組み合わせで判断します。
6. 膵臓系
[アミラーゼ](AMY)
でんぷんなどを分解する消化酵素で、唾液腺や膵臓から分泌されます。膵臓等に異常がある場合、血液や尿中にも出る量が増えます。
7. 腎臓系
[尿素窒素](BUN)
体内でエネルギーとして使われた蛋白質の燃えかすです。腎臓から排泄されるので腎機能の指標となりますが食事、運動等でも高めになります。
[クレアチニン](Cr)
尿素窒素と同じく、蛋白の残りかすです。腎機能障害が進行すると上昇します。
[尿酸](UA)
同じく、細胞の燃えかすです。血液中に増えてくると「痛風」や「尿路結石」を起こします。
8. 脂質系
[総コレステロール](TC)
血管の強化、維持に重要な役割を果たしますが、多過ぎると動脈硬化などの原因になります。
[HDLコレステロール](HDL-C)
いわゆる「善玉コレステロール」です。
[IDLコレステロール](LDL-C)
*動脈内壁にへばりついたいわゆる「悪玉コレステロール」です。LDLコレステロールをHDLコレステロールが取り除き、動脈硬化を防ぐと考えられています。
[中性脂肪](TG)
体内にある脂肪の1種です。飲み物や食事の内容、採血時間によって大きく変動します、12時間以上絶食でのデータで判定します。
*高脂血症
総コレステロール、中性脂肪の増加している状態をいいます。狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの頻度が高くなります。
9. 血清学系
[HBs抗原]
陽性の場合、B型肝炎ウィルスの感染中であることを表します。
[HCV抗体]
C型肝炎ウィルスの感染後に陽性となります。
[RPR/TPHA]
陽性の場合、梅毒の感染が疑われます。ただし、感染していないのに陽性と出る場合や、治療終了後も反応が消えない場合もあります。
[CRP]
体内に急性の炎症や組織の損傷がある場合に高値となります。
[RF]
主に関節リウマチを診断する検査です。ただし、各種の疾患や正常者でも高齢者では高値になる場合があります。
10. 腫瘍マーカー
癌細胞が生み出す特殊な物質を測定し、癌の診断のてがかりを得るのに役立ちます。良性腫瘍や癌以外の病気でも高値を示すことがあり、これだけでは診断できません。臓器特有のものもあり、癌手術後の経過観察には特に有効とされています。
11. 血液学系
[赤血球数](RBC)
血液中で、酸素と炭素ガスの運搬役をしています。
[ヘマトクリット](Ht)
血液中の赤血球の割合を表します。
[ヘモグロビン](Hb)
赤血球に含まれる血色素(ヘモグロビン)の量を表します。
[MCV/MCH/MCHC]
上記3種類の数値を組み合わせて算出したものです。、貧血の原因、種類、性質等を判断するのに必要です。
[血小板数](PLT)
出血したときに、血を止める働きをします。
[白血球数](WBC)
体内に細菌や異物が進入した時に出てきて、無毒化する役目があります。薬の影響で減少する事もあります。
12. 眼科
[眼底カメラ](眼底撮影:両眼)
眼底写真を撮影することにより、眼底出血や動脈硬化など症状の有無を調べる検査です。
13. 腹部
[腹部超音波検査](腹部エコー)
超音波で、肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓など、臓器の腹部の腫瘍や結石、石灰化、炎症による変形などを調べる検査です。
14. 婦人科
[子宮がん検診](内診・頚部細胞診)
子宮頚部の細胞の検査です。月曜〜金曜で実施しています(土曜不可)。
[乳がん検診](乳房触診)
※マンモグラフィーをご希望の場合は、セット項目になります。
15. その他
[骨塩検査](骨密度検査)
骨の中のカルシウム量を測定し、骨粗しょう症の疑いを調べる検査です。