医療法人社団日高会　日高リハビリテーション病院

当院では、装具療法の一環としてインソールの作製を実施しています。インソールの作製・挿入は、足部のアライメントが改善され、運動療法と併用することでより効率的なリハビリ効果が期待できます。最近では、スポーツを行う青少年に対し、スパイクや運動シューズにインソールを作製する機会も多く、怪我の再発防止やパフォーマンスの向上につなげています。一年前に偏平足による足部の痛みで悩まれていた陸上部の中学生は、当院で運動療法とインソールの作製を行いました。数日前に保護者の方より、足部の疼痛が生じなくなったと連絡があり、再度同じインソールを作製してほしいと依頼も受けました。その際、使い込まれたインソールを拝見し大変うれしく感じました。
　今後も、インソール作製の知識・技術の向上とインソールを作製できるスタッフを増やしていこうと考えています。足部にお悩みの方がいらっしゃいましたら、是非一度当院へ外来受診してみて下さい。