専門医の申請時において４年以上引き続き日本整形外科学会の正会員であることが必要となります。さらに、専門医制度規則に定められた研修期間、研修内容、研修施設の研修条件を満たしている必要があります。

＜研修期間＞

臨床研修終了後、４年以上です。全研修期間のうち３年間は、研修施設において、専門医の指導のもとで臨床研修することになります。

＜研修内容＞

「整形外科卒後研修ガイドライン」（研修手帳内掲載）にしたがってカリキュラムを組みます。全研修期間中に主発表者として１編以上の論文を学術雑誌に掲載するとともに、主発表者として１回以上の学術集会での発表を行うことを必要があります。卒後研修ガイドラインに掲げられた研修内容に該当する１０症例の診療記録を作成、また、研修期間中に、日本整形外科学会が主催または認定する教育研修講演を受講し、３０単位を取得する。全研修期間中の研修内容等を、所定の研修手帳に記載する必要があります。

＜研修施設＞

日本整形外科学会が定める認定条件を満たし、施設認定証を有する施設であること。